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上級章 · 12

財務3表を読み解く

投資家は企業が利益を上げているかだけでなく、利益が現金化できるか、貸借対照表が健全か、成長に継続的なレバレッジが必要かを問うべきである。

1. 損益計算書で経営成果を読む

売上高、売上総利益、営業利益、税引後純利益は、一定期間の経営成績を表す。分析ではトレンド、毛利の構成、営業利益率を見るべきで、見栄えの良いEPSだけを取り上げてはいけない。

2. バランスシートで耐久性を見る

貸借対照表はある時点のスナップショットです。現金、売掛金、棚卸資産、短期負債、長期負債は流動性判断に役立ちます。のれんや無形資産の比率が高い場合は、買収や減損リスクをさらに確認すべきです。

3. キャッシュフローステートメントで品質を見る

営業キャッシュフローはコアとなる事業の現金創出力を反映し、投資キャッシュフローは設備投資を含むことが多く、財務キャッシュフローは借入・返済・配当・自社株買いを示します。長期的には純利益と営業キャッシュフローが継続的に乖離している場合、その原因を特定すべきです。

フリーキャッシュフロー = 営業キャッシュフロー − 設備投資(CapEx)

4.四つの質問のプロセスを構築する

  1. 売上成長は価格、数量、M&A、あるいは一時的要因によるものか?
  2. 売上総利益率と営業利益率に説明可能なトレンドはあるか?
  3. 利益は現金化されているか、運転資本が現金を食いつぶしていないか?
  4. 負債、利息、希薄化は1株あたり価値を希薄化するか?

一次的な調査が終わったら、次を使えます:DCF バリュエーションシナリオツールキャッシュフロー、成長率、割引率が価値に与える感応度をテストする。

投資リスクに関する免責事項

本ページの内容、計算ツール、例示は教育・研究・シナリオ試算のみを目的とし、個別の投資、取引、賭け、税務、法律その他の金融助言ではありません。市場や制度は変化するため、最新の一次情報を確認し、判断はご自身の責任で行ってください。過去の実績、モデル出力、シミュレーションは将来を保証しません。